「親子で読んでほしい絵本大賞」大賞受賞作品!

こんにちは!

先日本屋さんで、4歳の娘が「これ読んで」と、私のところへ一冊の絵本を持ってきました。


「がっこうに まにあわない」

 

ほう~、娘よ、なかなか渋い絵本を持ってくるな。

絵もパンチがあるぞ。


どれどれ。中を開いて読み始めると…

 

絵本の中に広がるその美しい世界、色使い、圧倒的迫力の絵、1ページ目からどんどん惹きつけられました。

 

ストーリーはタイトル通り、学校に遅刻しそうな男の子が、学校までの道のりを必死に駆け抜けるお話です。男の子は、どうしても8時までに学校に着かなければならないようです。

こんな経験って、だれもが一度はしたことがありますよね。

読みながら、男の子と一緒に走っているような、ドキドキ感が生まれました。

 

男の子の目に映る世界はちょっと不思議で、くすっと笑えて、

1ページ1ページ、じっくり噛みしめたい、そんな絵本でした。

 

そしてラストもお楽しみに!

「ああ、そうだったのね!」と言える、とっても素敵なラストになっています。

 

こんな素晴らしい絵本に出会わせてくれた娘に感謝です!

ありがとう~。

絵本購入の予定はなかったのに、迷わず購入しました。

 

そして気になる作者の方ですが…読んでいる途中から、「ん?もしかして!」と、思い当たる方がいました。表紙を見返して、やっぱり!

 

「ザ・キャビンカンパニー」さんという、

大分県で活動していらっしゃる男女2人組の作家さんです。

 

他にも素敵な絵本を創作されていて、随分前に読んだ時に強烈な印象を受けたことがありました。

久しぶりに出会えて、とっても嬉しかったです。

 

そして先ほど知ったのですが、この絵本なんと!

 

出版文化産業振興財団JPICが行なっている

「第4回 親子で読んでほしい絵本大賞」で大賞に選ばれたそうです!

 

3月14日に授賞式があったばかりだそう。

わあ~、おめでとうございます!

そうですよね、それくらい素敵な絵本ですよね。

 

「がっこうにまにあわない」

とにかくおススメです!

文字数もそこまで多くないので、読み聞かせにもぴったりだと思います。

 

ちなみに私は小学生のころ、ランドセルを持たずに登校したことがあります。

あの時は、気付いた瞬間に猛ダッシュで家まで戻ったなぁ。

そして再びダッシュで学校へ。

あの時ほど学校が遠いと感じたことはありません。

奇跡的に何とか遅刻は免れましたが、何度思い返しても間抜けな経験です…。

この本を読んで、その時のダッシュを思い出しました!

ぜひ読んでみて下さい。

 

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